お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2019.07.05

ブログ

万願寺甘とう

manganji
野菜売場でひときわ目をひく とうがらし
首の部分に折りたたんだようなひだのある少し大型のとうがらしが、万願寺とうがらしなのです。

とうがらしは漢字では唐辛子。唐の国からきた辛いものの名の示す通り辛いものとされていたのが、万願寺とうがらしは、とうがらしの風味はそのままで辛くなくて肉厚とあって今、大人気です。

万願寺とうがらしは京都生れ。
今から約100年程前、京都府の日本海に面する舞鶴市の万願寺地区で栽培されていた伏見とうがらしと北米産のピーマン カリフォルニア ワンダーとの自然交配から偶然生まれました。
その味の良さから地元で万願寺とうがらしの名のもと大切に育てされていたのです。その万願寺とうがらしに一大転機が訪れたのは1983年、京都府が地元の野菜のブランド化を進めるなか、地元ではすでに人気のあった万願寺とうがらしがとりあげられ、栽培や共同出荷のルールづくりとともに、品質管理の基準がつくられ全国出荷の運びとなったのです。

万願寺とうがらしは、発売当初から肉厚で種が少なくとうがらしでありながら辛くなくて、甘味があって、しかし風味はまさしくとうがらしというところからたちまち評判を呼び人気野菜の上位にランクづけされることになったのです。

しかしこの評判から各地で万願寺とうがらしを名乗るとうがらしが続出することになりました。
そこで京都府では万願寺とうがらしを守るために1989年「京のブラント産品」第一号に認定するとともに「万願寺甘とう」と名乗ることになったのです。
自然のいたずらか偶然生まれた「万願寺甘とう」は首の部分の独特のくびれとひと廻り大きく肉厚で種が少なく色は鮮やかな深緑色でつややか、とうがらしの風味を残しながら辛さはなく甘味があるというその特徴は、自然からの万願寺へのプレゼントとして今も地域ぐるみで独自の基準をもうけて大切に守られているのです。

記録的に遅い梅雨入りとあって、集中豪雨のニュースが連日のように届きます。
天候不順の今こそお灸の出番です。お灸で養生が体調管理にはおすすめ。ツボは「足三里」がおすすめです。

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