お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2020.07.24

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どうしてその名がヘビウリ

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白くて美しく、そして少しふしぎな花をつけた植物の名前はなんとヘビウリ 漢字で書くと蛇瓜、あのヘビが名前です。
ヘビウリは、インドやパキスタンあたりが原産で、キュウリやウリなどのウリ科カラスウリ属の仲間です。
その名前の由来は、花ではなくその実が長くつるのように伸びてくねくねと曲がり、色こそみどり色ですが、白いシマ模様まであってまさにみどりヘビそっくりなのです。

日本には100年以上も前にやってきてウリと名前がついていてもほとんどはその花の観賞用に栽培されてきました。英名も、snake gourdヘビのような瓜とそのままです。

美しいピンク色のハナカマキリのようにランの花そっくりの姿をしてランの花の中で周囲の花と一緒に風にゆられていて、集まってくる。小さな虫を捕食するカマキリもいますが、このヘビウリにはそんな野心もないようでふしぎです。
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ところが近年このヘビウリに大役が舞い込みそうになってきたのです。
年々増えるクマ イノシシ シカ サルなどの農作物を荒らす害獣の被害に悩まされている日本の農業。

なかでもサルの被害が多い栃木県佐野JAでは、スリランカの知人からコブラのいるスリランカでは鳥獣被害対策にヘビウリが使われるときいて、ヘビウリの利用をはじめたのです。
JA佐野地区はサルの被害が多く、学習能力があって警戒心が強いサルにずっと悩まされてきたため、ためしに畑のアゼにヘビウリを植えたところ8月に入り野菜が収穫期を迎える頃になるとヘビウリもぐんぐん成長し、なかには1メートルをこえるようなヘビウリが風にゆれるようになりました。
農道をはさんだ隣の畑は、ナスやカボチャなどがかたっぱしからサルに食いあらされているのにヘビウリのある畑は全く被害なし、これまで電気柵やネットでも効果のなかったサル退治に成功したのです。
JA佐野では本格的に実験をつづけているそうです。やがてヘビウリが鳥獣被害対策のエースになる日がやってくるのかも

季節は今日から大暑、夏の土用のまっただなか夏バテ気味の胃腸の対策のツボは「裏内庭」です。

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