より楽しく歩くために 歩き方のコツ

「歩く」とは

なぜ歩くことが重要なのか?
健康にいいのか? 健康=歩く

「歩く」を辞書でひくと「人や動物が普通の足どりで、体を前方へ移動させる」とあります。
動物は生きるために食べものを求めて移動します。「食べる」は究極の「歩く」目的です。
その動物の中で人間だけが、高度に脳が発達する過程で手を使うようになり、二足歩行を身につけました。

カメラの三脚を思い出してください。本来、安定して立つためには3足必要なのです。しかし、人間は2足で姿勢のバランスをとって倒れることなく移動することができます。

さらに「歩く」とカラダのまわり360度からさまざまな刺激を受けます。
つまり「歩く」だけで、カラダの中と外の膨大な情報処理を繰り返し、頭の先からつま先まで、カラダ全部の機能をフル活用します。
だから「歩く」が健康の基本であり、大切な運動と言われるのです。

「歩く」発見
歩けばひらける未知の世界

移動するだけでなく、心が動けばちょっと止まって見つける楽しみも。
スポーティーに歩くのもいいですが、ぶらぶら歩きもいいですね。

「歩く」前に

Before “Walking”「歩く」前に

よい安全な歩き方や、
自分の姿勢・歩き方を知ることが
「歩く」を楽しく続ける第一歩です!

1.

よい安全な歩き方

よい安全な歩き方

安全な歩き方
Q&A歩き方に関する様々な疑問にお答えします!
safty

まわりがよく見える

楽しい

疲れない

リフレッシュ

手には何も持たず、自由に動かせるようにする

Q&A

歩幅はどれくらいを意識すればいいの?

狭めの方が多いので、いつもよりもこぶし1つ分広めに歩いてみましょう。
※年齢によっても大きく変わりますが、一般的には身長の37%、とか歩く速度を基準にする考え方があります。 ただし難しくなってしまいますので、無理のない程度に少し歩幅を広く歩くように意識しましょう。

ウォーキングをする時間がない。ながらウォーキングで注意することは?

いい姿勢を意識し、腕を大きめに振り、歩幅を少し大きくしましょう。
いつもよりも速足で歩く、少し遠回りする、などで運動効果も高くなります。
かばんや荷物を持つ際は、転倒には気を付けましょう。

腕はどれくらい大きく振ればいいの?

手がおへその高さくらいになるように、前後とも少し大きめに振りましょう。
大きく振ることで肩甲骨から腕が動きます。

2.

よくない歩き方

よくない歩き方

よくない歩き方
Q&A歩き方に関する様々な疑問にお答えします!
trouble

疲れる

つまずく

肩がこる

腰が痛む

ひざが痛む

足が痛む

手にものを持っていると転倒しそうになった時 カラダを支えられず危険です

Q&A

歩幅はどれくらいを意識すればいいの?

狭めの方が多いので、いつもよりもこぶし1つ分広めに歩いてみましょう。
※年齢によっても大きく変わりますが、一般的には身長の37%、とか歩く速度を基準にする考え方があります。 ただし難しくなってしまいますので、無理のない程度に少し歩幅を広く歩くように意識しましょう。

腕はどれくらい大きく振ればいいの?

手がおへその高さくらいになるように、前後とも少し大きめに振りましょう。
大きく振ることで肩甲骨から腕が動きます。

ウォーキングをする時間がない。ながらウォーキングで注意することは?

いい姿勢を意識し、腕を大きめに振り、歩幅を少し大きくしましょう。
いつもよりも速足で歩く、少し遠回りする、などで運動効果も高くなります。
かばんや荷物を持つ際は、転倒には気を付けましょう。

3.

姿勢・歩き方をセルフチェック

姿勢をチェック
歩き方をチェック

朝おきてチェック、ストレッチにもなります。または曜日を決めて、チェックがおすすめ。

姿勢をチェック

壁を背にして立ち、①かかと ②お尻 ③肩 ④頭 ⑤ふくらはぎを順番につける

肩、頭がつかない方 肩、頭がつかない方

「肘を前後、上下に動かす」
ストレッチをしましょう

かかと、お尻、ふくらはぎがつかない方 かかと、お尻、ふくらはぎがつかない方

「ふくらはぎ」「ひざの上げ下げ」
ストレッチをしましょう

歩き方をチェック

鏡に映る姿や、スマホで撮影してもらい自分の姿を確認

  • 目線は5〜10mくらい前を見る
  • つま先を上げる
  • 歩幅を広くしすぎない
  • 腕は大きく振る
  • かかとから着地

鏡に映る姿をチェック

スマホで撮影してチェック

歩いてみよう

Here we go! Let’s walkさあ
歩いてみよう

よい安全な歩き方や、
自分の姿勢・歩き方を知ることが
「歩く」を楽しく続ける第一歩です!

1.

歩く前に
お灸ストレッチをしよう

歩く前に「お灸」をしよう

お灸
肘を前後に
肘を上下に
ふくらはぎ
ひざを上下に
Q&A歩き方に関する様々な疑問にお答えします!
ストレッチ

肘を前後に動かす

手を肩に置き、カラダの前で肘を近づけ、横に開く
肩が痛い人は、痛みが出ない動きで

ポイント

肘を近づけましょう

目的

・背中、肩の柔軟性の向上
・上半身の姿勢がよくなり、腕振りがしやすくなる

ストレッチ

肘を上下に動かす

手を肩におき、肘を上げる、下げる
肩が痛い人は、痛みが出ない動きで

ポイント

肘をカラダより後ろに引きましょう

目的

・背中、肩の柔軟性の向上 ・上半身の姿勢がよくなり、腕振りがしやすくなる

ストレッチ

ふくらはぎのストレッチ

かかとを、上げる下げる

目的

・ふくらはぎの柔軟性の向上 ・歩幅が広がる足の動きがスムーズになる

ストレッチ

ひざの上げ下げ

ひざを上げる下げる

目的

・お尻、太ももの柔軟性の向上 ・足の動きがスムーズになる ・かかとから着地できるようになる

Q&A

お灸とストレッチ、どっちが先、後?

熱を加えると「温かくなる」「やわらかくなる」特性があります。ムリなくカラダとココロがほぐれるストレッチが理想です。お灸はストレッチ前がおすすめです。

火を使わないお灸は貼ったまま歩いていいの?

「火を使わないお灸 せんねん灸太陽」は温熱が約3時間続きます。衣服の下、皮膚に直接貼り、そのまま外出もできる便利なお灸です。もちろん貼ったまま歩いていただけます。
ただし、汗ばむような場合は取り外しましょう。
気温、湿度が高い季節は低温やけどに注意してください。また、肌にやさしいテープを使用しているため皮膚から剥がれやすいことにもご注意ください。

2.

歩いた後に
お灸ストレッチをしよう

歩いた後に「お灸」をしよう

お灸
ふくらはぎ
太もも裏
Q&A歩き方に関する様々な疑問にお答えします!
ストレッチ

肩のストレッチ

片腕を前に出し反対の手で胸に近づける
片腕15~20秒ずつ 両腕しましょう

ポイント

正面を向いてカラダをまっすぐに、肩の位置を変えない

ストレッチ

ふくらはぎのストレッチ

足を前後に開き、前足のひざを曲げる
片足15~20秒ずつ 両足しましょう

ポイント

つま先をまっすぐに向けましょう

ストレッチ

太もも裏のストレッチ

片足を前に出し、つま先を上げ、カラダを前にたおす
片足15~20秒づつ 両足しましょう

ポイント

背中を丸めすぎず、つま先を上げましょう

Q&A

お灸とストレッチ、どっちが先、後?

熱を加えると「温かくなる」「やわらかくなる」特性があります。ムリなくカラダとココロがほぐれるストレッチが理想です。お灸はストレッチ前がおすすめです。

火を使わないお灸は貼ったまま歩いていいの?

「火を使わないお灸 せんねん灸太陽」は温熱が約3時間続きます。衣服の下、皮膚に直接貼り、そのまま外出もできる便利なお灸です。もちろん貼ったまま歩いていただけます。
ただし、汗ばむような場合は取り外しましょう。
気温、湿度が高い季節は低温やけどに注意してください。また、肌にやさしいテープを使用しているため皮膚から剥がれやすいことにもご注意ください。

杖や車いすの皆さま

杖を使った安全な歩き方

安全な歩き方

杖をつく位置は、つま先から少し外側、前方あたり
①杖→②杖と反対の脚→③杖側の脚の順番で出す
常に杖か足の2点で支えることになるので
安定した歩き方になる

車いすを使ったストレッチ

足を上げる下げるストレッチ

左右交互にひざを上げる下げる10 回

腕を回すストレッチ

手を肩に置き肘を大きく回す
前回し 10 回、後ろ回し 10 回

子ども

子ども

歩く・走る・跳ぶ・蹴る・投げる・打つ、などの
基本的動作ができるような運動遊びを行いましょう

おうち
ながら運動

監修

大角 重人 おおすみ しげと
早稲田大学卒、スターツ陸上部コーチ、
SWACヘッドコーチを経て
現在プロランニングコーチ、フィジカルコーチ

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