お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2019.11.08

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かまもち

mochi_1木材の柾目の板をうすーくうすーく削ったへぎで、一個一個巻かれていることでやっとその姿を保っているかのようなやわらかさがおいしい「かまもち」
うすーく伸ばした餅の皮を通して中の黒砂糖風味のこし餡がすけて見え、手で持って指にしなーとからみつくようなやわかさか故に、かまもちにはへぎが欠かせないのです。

へぎとは、折木、片木とも書きスギやヒノキの柾目の板を紙のようにうすーく削ったもので、かつては折箱になったり、食品をつつむなど日本の伝統的な包装材の主役でした。
このへぎ、経木とも呼ばれるのは経文を書くのにも使われていたのです。
昔ながらのへぎで巻かれたかまもちはかつて京の入口となる関所、京の七口のひとつ鞍馬口の関所の茶店で人気の餅菓子でした。

そのかまもちを復活させたのは、寺町通をずっと北へ 本能寺の変で命を落とした織田信長のお墓がある阿弥陀寺の門前の路地にある大黒屋鎌餅本舗。
お昼近くに訪ねると今日は終わりました。とまどっていると少しならとやっと手に入れることができたほどの人気。
かまもちの名は、かけ紙にも描かれている通り、稲を刈る鎌の刃がモチーフになっているそうで、五穀豊作を願ってつくられるかまもちは、実りの秋にふさわしく、ちょうどいまが旬のお菓子なのです。
mochi_2
今では幸せを刈りとる、選挙の票を刈りとると新しい魅力で人気とも。
巻かれれいるへぎのほのかな香りもかまもちの魅力、どこまでも素朴でそしてやさしいお餅なのです。

二十四節気は今日から立冬。日に日に寒さが感じられます。冬の養生もスタートです。おでかけには足の「三陰交」に火を使わないお灸 太陽がおすすめ。足許からポカポカしてきます。

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