お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2017.09.15

ブログ

ぶどう

budou
くだものがおいしい季節、秋のはじまりのくだものといえば、なんといってもぶどうです。
ぶどうは、今デパートでは年々高級フルーツになってきました。
ピオーネ、マスカット、巨峰などなど。なかには一房一房がメロンのように箱入りで一房数万円なんて値段がついています。しかし、これは序の口でした。

今年最高値のぶどうは金沢の市場に出荷されたルビーロマン。石川県が十数年かけて開発した品種で、その名の通り赤く少し透明感がある気がします。なんと一粒が20g以上。ゴルフボールくらいの大きさ、糖度も18度以上ときびしい基準をクリアしたものだけが市場に登場しました。
今年史上最高値をつけたものはなんと一房111万円、一房に約30粒くらいの実がついているそうで一粒にして3万5千円くらい、ルビーというネーミングはこの値段を予想してつけられたかもと思えるほどの高値だったのです。

ぶどうの中で今も人気のマスカットは2000年以上の歴史があり、かのクレオパトラも食したともいわれるほどですが、ぶどうそのものの歴史は3000年をこえ、古代エジプトでワインづくりのために栽培が始まったとか。今世界で生産されているくだものの中で品種が最も多く1万6000種にもなるそうです。
そのほとんどはワイン用ですが、日本では90%までが生食用ということで生食用は日本で独自の発達をとげているのです。
ぶどうはブドウ糖や果糖などを多く含むため、吸収が早くエネルギー源として疲労回復に最も適していますが、その皮に多く含まれるポリフェノールが血液をサラサラにする働きがあることから、ワインが健康にいいとよくいわれてきました。そこで最近は種なし、皮ごと食べられるぶどうがトレンドになってきているとか

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