お灸のふるさと『近江』
とことこ散歩

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お灸のふるさと 近江を歩く
醒ヶ井

中山道61番目の宿場町「醒井宿(さめがいじゅく)」は、江戸時代の面影を残す歴史ある町です。宿場町の中央には、年間を通して約14℃の清らかな湧水が流れる地蔵川があり、初夏から夏にかけては可憐な梅花藻が咲き誇ります。

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日本武尊の伝説が残る「居醒の清水」をはじめ、十王水や西行水などの名水が点在し、古くから旅人の喉を潤してきました。また、旧醒井郵便局を利用した醒井宿資料館や、宿場町の役割を伝える問屋場など、歴史と豊かな自然にふれることができます。
水のせせらぎに耳を傾けながら、ゆったりとした散策を楽しんでみませんか。

「歩く」前と後に
お灸をしょう
手のお灸ポイント
親指を上にして腕を前に出し、ヒジを曲げてできる曲がりジワの先端。指で押すといた気持ちよく感じるところ
足のお灸ポイント
ひざのお皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指をおき、指幅 4 本そろえて小指があたっているところ
足のお灸ポイント
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅 4 本そろえて、人さし指があたっているところ
とことこ散歩
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松尾寺政所(まつおじまんどころ)

立派な鬼瓦がのった重厚な玄関があり、ひときわ目を引きます。この玄関は、明治26年(1893年)に建築された醒井尋常高等小学校の玄関を移築したものです。
本堂は現在、松尾寺山の山麓に再建され、歴史の趣を今に伝えています。

アクセス
滋賀県米原市醒井605
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩3分

醒井宿資料館(旧醒井郵便局局舎)

大正4年(1915年)に建てられた旧醒井郵便局の建物を活用した資料館です。木造2階建てで、日本の大工が木造の技術を生かしながら西洋風のデザインを取り入れた建物です。建築家ヴォーリズが設計に携わったと伝えられています。

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昭和48年(1973年)まで郵便局として使われ、現在は国の登録有形文化財に登録されています。
醒井宿の歴史や文化を気軽に学ぶことができるスポットです。

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アクセス
滋賀県米原市醒井123
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩8分

地蔵川(じぞうがわ)

醒井宿の中央を流れる地蔵川は、年間を通して約14℃の清らかな湧水が流れる美しい川です。透明度が高く、澄んだ水は醒井宿を代表する風景の一つとなっています。

初夏から夏にかけては、水中に咲く白く可憐な花「梅花藻(ばいかも)」が見頃を迎えます。梅花藻は、きれいで水温の低い湧水にしか育たない水草で、小さな白い花が梅の花に似ていることからその名が付けられました。清流の中をゆらゆらと揺れる姿は涼しげで、醒井宿の夏を彩る風物詩として多くの人に親しまれています。

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また、地蔵川には「ハリヨ」と呼ばれる希少な淡水魚も生息しています。きれいで水温の安定した湧水にしか生息できないことから、地蔵川の豊かな自然環境を象徴する存在として大切に守られています。

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アクセス

十王水(じゅうおうすい)

平安時代中期の天台宗の僧・浄蔵(じょうぞう)が湧き水を見つけたと伝えられる名水です。当初は「浄蔵水」と呼ばれていましたが、近くに十王堂が建てられたことから、「十王水」と呼ばれるようになりました。
現在も清らかな湧水が流れ、醒井宿の歴史とともに親しまれています。

アクセス
滋賀県米原市醒井219
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩5分

醒井宿問屋場(さめがいじゅく といやば) 

江戸時代に宿場町の運営を支えた重要な施設です。問屋場では、人や荷物を運ぶための人足や馬の手配、荷物の受け渡しなどを行い、中山道を行き交う旅人や大名行列を支えていました。

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現在は資料館として公開され、当時の宿場町の役割や人々の暮らし、中山道の歴史をわかりやすく紹介しています。宿場町のしくみを学びながら、江戸時代の旅の様子に思いを巡らせることができる見どころです。

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アクセス
滋賀県米原市醒井123
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩8分

醒井公会堂

昭和11年(1936年)に建てられた歴史ある建物です。木造の建物に洋風のデザインを取り入れた落ち着いたたたずまいが特徴で、昭和初期の公民館の面影を今に伝えています。

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和風と洋風のデザインや建築技術が調和した貴重な建物として評価され、平成15年(2003年)に国の登録有形文化財に登録されました。現在も醒井宿の歴史ある町並みに溶け込み、宿場町散策の見どころの一つとなっています。

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アクセス
滋賀県米原市醒井
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩18分

居醒の清水(いさめのしみず)

居醒の清水は、地蔵川の源流の一つとなる名水です。

この湧水は、古くは『古事記』や『日本書紀』にも登場します。日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊吹山で熱病に苦しんだ際、この水で身体を癒やしたことから、「居醒の清水」と呼ばれるようになったという伝説が残されています。
平成20年(2008年)6月には、環境省の「平成の名水百選」に選ばれました。

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現在も清らかな湧水が流れ続け、梅花藻やハリヨなどが生息する豊かな自然を育んでいます。歴史と自然の両方にふれられる、醒井宿を代表する名所です。

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アクセス
滋賀県米原市醒井666-2
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩10分

加茂神社

醒井宿の鎮守として古くから地域の人々に親しまれてきた神社です。
昭和34年(1959年)、名神高速道路の建設に伴って移転することとなり、翌年の昭和35年(1960年)に現在の場所へ遷宮しました。
現在は醒井の町並みを一望できる高台に鎮座し、宿場町を見守り続けています。

アクセス
滋賀県米原市米原町 醒井58
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩11分

西行水(さいぎょうすい)

西行水は、醒井宿に湧く名水の一つです。平安時代の歌人・西行法師が東国への旅の途中、この湧水のそばにあった茶店に立ち寄り、お茶を飲んだことからその名が伝えられています。

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この地には西行法師にまつわる不思議な伝説が残されています。西行が立ち去った後、茶店の娘がお茶に残っていた泡を飲んだところ、不思議なことに男の子を授かったといわれています。帰路にその話を聞いた西行が「もし我が子なら、元の泡に返れ」と念じると、子どもはたちまち泡となって消えたと伝えられています。

西行法師はその供養のため五輪塔を建て、「泡子墓」の名で知られる塚を残したといわれ、現在も醒井宿に語り継がれる伝説の一つとなっています。

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アクセス
滋賀県米原市醒井
JR東海道本線「醒ヶ井駅」より、徒歩5分

季節のメモ

梅花藻

初夏から夏にかけて咲く「梅花藻(ばいかも)」は、清らかな湧水にしか育たない貴重な水草です。梅に似た白い小さな花を水面に咲かせることからその名が付けられました。涼しげに咲く姿は、醒井宿を代表する夏の風物詩となっています。

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