お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2021.01.22

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寒土用

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二十四節気の冬の終わりに位置する「大寒」は一年中で最も寒さのきびしい寒の内
電車も地吹雪に耐えるかのように走っています。

季節の移り変りを知らせるコトバには、春夏秋冬、二十四節気、そしてそのそれぞれをさらに三等分した七十二候があります。
その他にも節分、彼岸、二百十日などをひっくるめて雑節というのもあります。
土用はその雑節の中に数えられ、立春 立夏 立秋 立冬のそれぞれの前の18日間のこと。
来るべき季節にそなえて心身ともに準備する期間としてきたのです。

季節を知る手立だてがどうしてこんなに何種類も生まれたかは、長く日本人の生活が稲作を基本としてきたために、季節の移り変りの中でいちばん最適な日に種をまき、田植えをし、台風に備え、稲を無事育てることが第一だったからなのです。
ところで土用というと夏の土用がいちばんよく知られるようになったため、春を知らせる冬の土用は俳句の季語にも「寒土用」というコトバで表現されているのです。

きびしい寒さは湖国に冬の恵みを届けてくれます。
ホンモロコ 氷魚 鯉 ワカサギなどと並んで天然うなぎもほどよく脂がのっていちだんとうまみを増してきます。
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ぐんと冷え込んだ日にぴったりなのがうなぎしゃぶしゃぶ。沖島あたりの天然うなぎに包丁を入れてていねいに下ごしらをしたうなぎを地元の野菜などと一緒にさっと煮て、わさびしょうゆ、特製のポン酢でいただくうなぎは目からうろこの上品なお味です。
そして、うなぎしゃぶしゃぶの仕上げはぞうすいが又絶品なのです。

寒の内の寒ささえも、このうなぎしゃぶしゃぶをおいしくするための舞台づくりをしているかのようにさえ思えるほど、寒土用にぴったりの鍋なのです。

寒土用に入り、立春へのカウントダウンがはじまりました。

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