お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2020.12.11

ブログ

ヤマガラ

yamagara2
庭の柿の木に毎日夜明けかた日暮れまで集団で次々にやってきて、次々と柿をたべつくしたメジロが去って静かになった庭に「ビィービィービィー」とヤマガラの声がよくきこえるようになってきました。

ヤマガラはスズメ目のシジュウカラやコガラの仲間。漢字では山雀と書きます。
くちばしの下に山形の黒い羽毛があることからとか、背中と胸の鮮やかなオレンジ色から山吹色のカラということでヤマガラと名づけられたともいわれています。

ヤマガラは同じ野鳥でありながらスズメやシジュウカラなどと違って、至って好奇心があり、又記憶力もよく人なっこいところからはるか昔、平安時代にはもう飼育されていたという歴史もあるほど。
そして、江戸時代にはその頭の良さからさまざまな芸をする小鳥として人気を集めるようになりました。
1980年代頃までは、よく神社の縁日などで小さなお社にお客さんの硬貨を賽銭箱に入れ、おみくじを引いてくるなどの芸を披露していたのです。
しかし今では野鳥は法律でとることや飼うことが禁止となり、又生態系に影響があると餌つけなども好ましくないとされるようになりヤマガラの芸も見られなくなりました。

雑食性のヤマガラは、春は昆虫や木の実などを食べていますが、秋も深まってくると柿などのくだものや木の実をたべるようになります。
なかでもヤマガラの好物といえばドングリ。足の指でしっかりドングリを押えて鋭いくちばしで固い殻を割り中の実だけを器用にたべます。

そのヤマガラにはたべものが少なるなる冬に備えて、又、繁殖期のヒナの餌として木の実などを木の割れ目などにかくしておく「貯食」という習性があります。
そして必要な時に貯えたことを忘れずに食べるそうで、さすが記憶力のいいヤマガラならでは行動、ほんとうにすごい野鳥なのです。

ページの最初に戻る