お灸を知る・使うせんねん灸 moxaブログ

2017.03.03

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ショウジョウバカマ

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春を告げる花のひとつであるショウジョウバカマが可憐な花をつけています。

ショウジョウバカマはユリ科の多年草で高山植物のひとつ。
アルプスでは初夏の花として知られていますが、平地では日本列島のほとんどの地域でも咲く花。 地域によって3月〜7月とかなり時間差があります。近年では園芸品種としても人気があり、品種改良が進み仲間も増えているようです。

ショウジョウバカマのショウジョウは、古代中国の伝説の霊獣、平安時代にその名前が日本に伝えられさまざまな芸能にとり入れられてきました。
能や歌舞伎では赤い長い髪を大きく振って舞うおめでたい姿がよく知られていますが、ショウジョウバカマの花は早春いち早く他の植物がまだ目ざめる前、林の奥まで明るい光が届く中でいち早く芽を出し、可憐な花をつけるカタクリやフクジュソウ、バイモなどの春の妖精と呼ばれる花の仲間。
他の植物が目覚める頃にはその活動を終える花なのです。

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ショウジョウバカマは薬草の山として知られる伊吹山でもおなじみの花。
標高1377mの山頂のお花畑ではゴールデンウィークの頃に花をつけますが、伊吹山麓の奥伊吹では「ほえばな」と呼ばれています。
その意味はさだかではありませんが、長い冬が終わり、大地が目覚めるとまっ先に色彩のない枯葉の中で、花をつける姿を「春がきた」と林中に呼びかけているととらえて名づけられたのでしょうか。

いよいよ季節は3月。風もすっかり春めいてきました。
しかし、この風に目の症状を訴える人も意外に多いのです。
春の目のトラブルには足の太衝にお灸です。
くわしくは、せんねん灸「ツボ二十四節気 啓蟄」をご覧ください。

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