お灸のふるさと『近江』
とことこ散歩

お灸のふるさと 近江を歩く
日野

近江商人の町として栄えた日野町。
今回は、新町通り周辺を中心に、歴史と暮らしを感じる日野をとことこ散歩。

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まず立ち寄りたいのが、「日野まちかど感応館」。和漢薬「万病感応丸」の創業者旧店舗を活用した建物で、当時の薬づくりの様子を知ることができます。観光情報も手に入り、町歩きのスタート地点としてぴったり。
そこから歩いて向かいたいのが、近江日野商人屋敷を象徴する「新町桟敷窓(さじきまど)の街並み」
2月上旬から3月初旬にかけては「日野ひなまつり紀行」が開催され、桟敷窓越しに飾られた雛人形。
歴史的な街並みを歩きながら温かなおもてなしの心が感じることができます。
また、「近江近江商人館」に展示されたひな人形は最大級の規模。

さらに、昭和時代初期にタイムスリップしたような「近江商人ふるさと館(旧山中正吉邸)」や、天井画「雲龍」で知られる信楽院へ。
通りを歩くほどに、商人の知恵や季節の行事が自然と感じられる日野の町。ゆっくり歩きながら、その魅力を味わってみてください。

「歩く」前と後に
お灸をしょう
手のお灸ポイント
親指を上にして腕を前に出し、ヒジを曲げてできる曲がりジワの先端。指で押すといた気持ちよく感じるところ
足のお灸ポイント
ひざのお皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指をおき、指幅 4 本そろえて小指があたっているところ
足のお灸ポイント
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅 4 本そろえて、人さし指があたっているところ
とことこ散歩
START

日野まちかど感応館

江戸時代に全国で親しまれ、近江日野商人によって広められた代表的な和漢薬「万病感応丸」。
その創業者・正野玄三家の旧店舗を活用したのが、日野まちかど感応館です。江戸時代末期に建てられた建物は、今も当時の趣を色濃く残し、国登録有形文化財として大切に守られています。

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通りに面して掲げられた「萬病感應丸」の大きな看板と、近江商人が大切にしてきた商いの考え方「三方よし」の精神を伝える暖簾は、町歩きの途中で思わず足を止めたくなる存在感。
館内に入ると、薬づくりに使われていた道具や資料が並び、当時の薬づくりの様子を知ることができます。
現在は日野観光協会も入り、観光情報を得ながら次の立ち寄り先を探せる、町歩きの心強い拠点。日野の歴史と人の営みに触れながら、旅のはじまりに立ち寄りたい場所です。

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日野まちかど感応館

薬づくり

薬づくり

アクセス
滋賀県蒲生郡日野町村井1284

新町桟敷窓のまちなみ

近江日野商人屋敷を象徴する建築のひとつ、「新町桟敷窓のまちなみ」通り沿いに続いています。
桟敷窓(さじきまど)とは、勇壮な曳山巡行を家の中から座って眺めるため、通りに面して設けられた特別な窓。人が腰を下ろしたとき、ちょうど目線の高さに窓がくるよう設計されており、暮らしの中で祭りを楽しんできた日野の人々の知恵が息づいています。

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2月上旬から3月初旬にかけて開催される「日野ひなまつり紀行」の時期には、桟敷窓の風景がひときわ華やかに。各家で大切に受け継がれてきた雛人形が窓辺や座敷に飾られ、格子越しにのぞく雛飾りは一軒一軒異なる表情を見せてくれます。
歴史ある町並みと春を告げる雛人形が溶け合う風景は、心が癒される、日野ならではのひなまつり情景です。

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桟敷窓(さじきまど)

アクセス
滋賀県蒲生郡日野町村井

近江商人 ふるさと館  旧山中正吉邸

館内に一歩足を踏み入れると、まるで昭和時代初期にタイムスリップしたかのような空間が広がります。
日野商人として活躍した山中正吉の本宅を公開した施設です。主屋は江戸時代末期に建てられ、その後、時代の流れとともに増改築を重ね、昭和13年に現在の姿となりました。

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日本初とされる卓上電話機をはじめ、ステンドグラスがあしらわれた浴室、当時の暮らしを支えたかまど、洋間などが今もきれいに残されており、近江商人の先進性と豊かな暮らしぶりが伝わってきます。照明器具やふすまの引き手に至るまで、随所に細やかなこだわりが感じられるのも見どころです。
和と洋の要素が心地よく溶け合う室内からは、時代に合わせて暮らしを工夫してきた商人の姿勢が伝わってきます。

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アクセス
滋賀県蒲生郡日野町西大路1264

信楽院(蒲生家菩提寺)

信楽院は、かつてこの地を治めた蒲生家の菩提寺として知られる、由緒ある寺院です。
本堂に入ると目を引くのが、日野出身の画家高田敬輔による天井画「雲龍」。力強く描かれた龍が天へと昇る姿は、訪れる人に深い印象を残します。

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穏やかな境内と迫力ある雲龍図が美しく調和し、歴史と芸術の奥深さを感じられる場所です。
なお、本堂は滋賀県の有形文化財に指定されており、町歩きの途中に立ち寄れば、心静まるひとときを過ごすことができます。

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アクセス
滋賀県蒲生郡日野町村井1500

歴史民俗資料館 近江日野商人館

「歴史民俗資料館 近江日野商人館」は、約400年にわたる近江日野商人の歩みと、町の暮らしの歴史を伝える施設です。館内では、日野を拠点に全国へ商いを広げた近江商人の活動や、「三方よし」の精神に基づく商売のあり方を、資料や展示を通して学ぶことができます。
帳場の様子を再現した展示をはじめ、当時使われていた商いの道具や生活用品が並び、商人たちの暮らしや商売の実際を身近に感じられるのも魅力です。

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また、日本最古の国産ワインや、岩石・鉱物・化石を原料とした伝統的な生薬「石薬(せきやく)」など、珍しい資料も展示されています。町歩きの途中に立ち寄れば、日野の歴史をより深く理解できる学びの拠点です。

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アクセス
滋賀県蒲生郡日野町蒲生郡 大窪1011

旧野口写真館

昭和初期に建てられた旧野口写真館は、装飾を控え、直線や幾何学的な形を生かしたモダニズム建築。
日野を拠点に活動していた写真家・野口清輝氏が、自らの活動拠点として建てました。
土日はカフェに・・・

旧野口写真館

アクセス
滋賀県蒲生郡日野町大窪582

清水町のまちなみ

清水町には、近江日野商人の町として栄えた往時の面影を残す、落ち着いたまちなみが広がります。通り沿いには板塀や土蔵が連なり、静かな時間の流れを感じながら散策を楽しめる場所です。

清水町のまちなみ

アクセス
滋賀県蒲生郡日野町大窪

季節のメモ

日野ひなまつり紀行

日野町に春を告げる「日野ひなまつり紀行」は、今年で19年目を迎えます。 江戸時代から現代まで、さまざまな時代の雛人形や創作人形が、春の訪れとともに日野のまちなかを彩ります。 開催期間:令和8年2月8日(日)~3月8日(日)

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