お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

雨水 2/19~3/5 雨水 2/19~3/5

立春の15日後にやってくる雨水は文字通り雨と水の姿の変化を語っています。
降る雪が雨に変り、野山を白一色におおっていた雪もとけて水になる頃という意味です。
とはいえ今冬はことのほかきびしい寒さがつづき、まだまだ真冬のような天候がつづいていますが、
時折訪れるおだやかな天候の日の日差しや日の光には春の気配も感じられるようになってきています。
自然から届く春一番の山菜といえばふきのとう。
冬眠の熊がめざめてまっ先に食べるとよくいわれるふきのとうはデトックス作用が高く、
冬の間にカラダにたまったとどこおりを排出してくれます。
ふきのとうはこれから迎える春にカラダをシフトチェンジするための自然からの恵みなのです。

四季の中で最も待たれる季節ですが、春が苦手という人も増えています。
日本人の4人に一人が症状を訴える花粉症は、スギ、ヒノキなどの植物花粉による季節性アレルギー鼻炎と定義されていますが今ではイネ、ブタクサなど、その原因となる植物も増えています。
なんとミモザでも花粉症を訴える人もいます。

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同じ環境にいても花粉症になる人とならない人がいるのは、季節的な影響は同じでも、もともとの体質、その時のカラダとココロの状態は違うからです。
従って花粉症の治療も症状を抑えるだけでなく、体質改善から取組む必要があります。

東洋医学では内臓の働きとココロの働きは密接に関係していると考えます。
花粉症と最も関係の深いのは消化器と呼吸器です。
たとえば「怒る」「思い悩む」ことが多くなると消化機能が低下します。消化器は栄養と水分を腸で吸収して、全身にめぐらせる働きがありますので、消化器が弱ると水のめぐりに乱れが生じます。
鼻は呼吸とともに外からの刺激物を防御する機能があり、目も同様、粘膜=水でおおわれていますので、水のめぐりが乱れるとくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がおきるのです。
この時期、胃腸を刺激する食べもの(チョコレート、肉や乳製品など動物性脂肪、香辛料など)は粘膜が過敏になりやすいので控えるように心がけましょう。

胃腸の働きをととのえ、水のめぐりを改善する「厲兌」のツボへのお灸をおすすめします。
お灸で体調をととのえ体質改善がうまくゆくと、毎年春になると悩んできたあのつらい花粉症からも解放されるのです。

[ 雨水のツボ ] 花粉症に

厲兌(れいだ)

ツボのとり方

足の第2指外側で、爪の生えぎわ角すぐ下を押してみると圧痛があります。

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[ 雨水のツボ ] 花粉症に

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