お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

穀雨 4/19〜5/4 穀雨 4/19〜5/4

穀雨は二十四節気では春の一番最後に位置します。
うららかという言葉があてられるほどおだやかな気候の印象の強い春ですが、満開の桜を一夜にして散らすほどこの頃になるときまってやってくるのが春の嵐。「春疾風」「春荒れ」という季語もあるほどです。
ちょうど春もこの頃になると、日本列島の上空で寒気団と暖気団がぶつかりあい、その結果強い風が吹き激しい雨に見舞われるのです。
中国では春は風伯雨師の活躍の季節とされています。古代中国最初の皇帝とされる黄帝の時代、あの黄帝でさえコントロールできなかったのが、中国最凶の神とおそれられた風伯雨師の神でした。
風伯は風の神さま、雨師は雨の神さま。この神様はしばしばタッグを組んで黄帝を悩ませたのです。
しかし、春の嵐は雨をもたらし百穀をうるおうし芽生えさせます。新緑が目ざめるのはちょうど気温が15℃をこえるこの頃からなのです。

自然が目ざめ、すべてが活動的となる春を迎えたにもかかわらず、ねむい、カラダがだるいと体調不良を訴える人が増える季節。なかでも半数以上の女性が悩みとしてあげるのが足のだるさ。「重だる足」なんて言葉が生まれるほど、春から夏にかけての足のだるさは女性共通の悩みなのです。その足のだるさの原因はむくみ。
むくみとは血管の外の細胞の間に余分な水分がたまった状態のこと。一年の中でも春は高気圧と低気圧がくり返し訪れ、気温差も激しいためストレスに弱い自律神経が乱れ、血のめぐりがとどこおり余分な水分がカラダの中にたまることでむくみはおこるのです。

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東洋医学でだるさの原因となるむくみとは、カラダをめぐる気・血・水の水のめぐりがとどこおった状態ととらえています。
水は本来上から下、高いところから低いところへ流れるもの。カラダでも同じように心臓から押し出された血液が上から下へ流れていきます。カラダの機能が正常であれば「下から上へ押し上げる力」が働いて、血液は全身をスムーズにめぐります。

この「下から上へ押し上げる力」が低下すると、下半身、中でも足に水がとどこおりむくみとなって、だるさを引きおこすのです。

東洋医学において「下から上へ押し上げる力」、水のめぐりをコントロールしているのは「脾」と「腎」の働きです。食べものから栄養と水分を吸収する「脾」の働きは湿気に弱く、穀雨の頃に降る恵みの雨で湿度が高くなると、カラダをめぐる水の流れにとどこおりがおきてむくみの原因となります。
また、「腎」の働きは水分排出によって血圧をコントロールしていますが、春の目まぐるしい気圧の変化を受けて機能低下がおこりやすいのが特徴です。

むくみからくる重だるさを改善するために、水のめぐりを促すツボ「然谷」がおすすめです。
監修:せんねん灸お灸ルーム 鍼灸師

[ 穀雨のツボ ] 足のだるさに

然谷(ねんこく)

ツボのとり方

内くるぶしのななめ前にある骨のでっぱりのやや、かかとよりのところです。

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[ 穀雨のツボ ] 足のだるさに

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