お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

穀雨 4/20〜5/4 穀雨 4/20〜5/4

穀雨は立春から数えて75日目からの15日間
芽を出したばかりの若葉は葉脈の鼓動がきこえてくるかのように日々成長しています。
「雨 百穀を生ず」ともいわれる通り、この季節の雨は穀物だけてなくすべての植物にとっては待ちに待った雨。
冬の間凍って乾燥して硬くなっていた土は春を迎え一雨ごとに黒くつややかになってきます。
土の中では微生物や酸素細菌などの働きで土は分解されふかふかになり、春のいのちを育てる土に変るのです。
生涯「土」という字を好み多くの書を残した書家の榊 莫山さんは、土という字の横の二画が地中と地表をあらわし、
中央にまっすぐ一本植物が天に向かって生えている。
土にはそういう生命力が宿っていると土の偉大さを語っています。
その土にいのちを与える穀雨は、桜を散らす雨というより植物にとってはかけがえのない雨なのです。

自然が目ざめ、すべてが活動的となる春を迎えたにもかかわらず、ねむい、カラダがだるいと体調不良を訴える人が増える季節。なかでも半数以上の女性が悩みとしてあげるのが足のだるさ。「重だる足」なんて言葉が生まれるほど、春から夏にかけての足のだるさは女性共通の悩みなのです。その足のだるさの原因はむくみ。
むくみとは血管の外の細胞の間に余分な水分がたまった状態のこと。一年の中でも春は高気圧と低気圧がくり返し訪れ、気温差も激しいためストレスに弱い自律神経が乱れ、血のめぐりがとどこおり余分な水分がカラダの中にたまることでむくみはおこるのです。

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東洋医学でだるさの原因となるむくみとは、カラダをめぐる気・血・水の水のめぐりがとどこおった状態ととらえています。
水は本来上から下、高いところから低いところへ流れるもの。カラダでも同じように心臓から押し出された血液が上から下へ流れていきます。カラダの機能が正常であれば「下から上へ押し上げる力」が働いて、血液は全身をスムーズにめぐります。

この「下から上へ押し上げる力」が低下すると、下半身、中でも足に水がとどこおりむくみとなって、だるさを引きおこすのです。

東洋医学において「下から上へ押し上げる力」、水のめぐりをコントロールしているのは「脾」と「腎」の働きです。食べものから栄養と水分を吸収する「脾」の働きは湿気に弱く、穀雨の頃に降る恵みの雨で湿度が高くなると、カラダをめぐる水の流れにとどこおりがおきてむくみの原因となります。
また、「腎」の働きは水分排出によって血圧をコントロールしていますが、春の目まぐるしい気圧の変化を受けて機能低下がおこりやすいのが特徴です。

むくみからくる重だるさを改善するために、水のめぐりを促すツボ「然谷」がおすすめです。

[ 穀雨のツボ ] 足のだるさに

然谷(ねんこく)

ツボのとり方

内くるぶしのななめ前にある骨のでっぱりのやや、かかとよりのところです。

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[ 穀雨のツボ ] 足のだるさに

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