お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

白露 9/7~9/22 白露 9/7~9/22

今年は夏の間から次々と台風が日本列島にやってきました。
草や木をかき分けるように、強く吹くところから台風はかつては野分と呼ばれて、おそれられてきました。
立春から数えて210日目が二百十日、220日目が二百廿日(今年は9月11日)。「白露」の頃は、昔から経験的に台風がやってくると、警戒するためにこう呼ばれてきたのです。
農家にとってはちょうど稲の花が咲き、稲穂が稔り始めの時期にあたるため、この頃は日本各地で野分を鎮めるための風祭りがおこなわれてきました。
「越中おわら風の盆」もそのひとつ。哀調を帯びた胡弓の調べにのせての優美な踊りが全国的に知られ人気ですが、今年は昨年につづいてコロナ禍のために中止です。
   大いなるものが過ぎゆく野分かな 虚子

秋を迎えると、コンコンせきをする人が増えてきます。つめたく乾燥した空気が呼吸とともに肺をはじめ気管支、ノドなどに入ってくるとその刺激で粘膜を守っている潤いがなくなり、呼吸器の機能が低下するためにせきはおこります。

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せきは肺の中に異物を入れないようにするカラダのバリア機能です。東洋医学で秋の臓器とも呼ばれる肺は、乾燥が苦手です。
ヒトの臓器の中で唯一、外気と接している肺には呼吸を通して酸素をカラダ全体に届け、二酸化炭素を回収して排出するだけではなく、気管支、ノド、鼻など呼吸器全体でカラダに雑菌やウイルスなど異物を入れないという役割があります。

秋のつめたく乾燥した外気が呼吸とともに肺に入ってくると、ふだんは乾燥をさけるために粘液によって潤いが保たれている肺をはじめとする呼吸器の粘膜が乾燥して、働きが低下してきます。その結果スムーズに排出できなかった異物を粘液でくるんで外に出す働きがせきでもあるのです。

肺をはじめとする呼吸器の働きを秋の乾きから守るためには、秋の食べものがおすすめです。秋の食べものには、肺をはじめ呼吸器の働きを正常にするために必要なカラダの潤いを補うものがたくさんあります。
秋の旬を意識した食生活がおすすめです。
監修:せんねん灸お灸ルーム 鍼灸師

[ 白露のツボ ] せきに

尺沢(しゃくたく)

ツボのとり方

手のひらを上にして腕をのばしヒジの曲がりジワの中央やや外側にあるくぼみが尺沢です。

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[ 白露のツボ ] せきに

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