お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

小寒 1/5~1/19 小寒 1/5~1/19

湖国は年末の記録的な大雪ですっぽり雪の中で「寒の入り」を迎えました。
今日から「小寒」つづいて「大寒」と立春の前日までつづくきびしい日々が「寒の内」です。
清少納言は枕草子に「冬はつとめて」と記していますが、つとめては早朝をあらわす「夙(つと)」から生まれたコトバ。
冬は早朝がいい。雪が降っていればなおよろし。寒い中、火をおこし、その火をいそいで火鉢へと運ぶなど、冬の朝のあわただしさこそ、いかにも冬らしいと冬の寒さも楽しむことばで結んでいます。
少し寒いだけでも寒い寒いと大さわぎする今の私達には少し耳の痛い話です。
そして「寒の内」ともなると空気だけでなく水も冷たく清らかになります。酒造りをはじめ、味噌づくりや葛をさらしたり、紙すきなど、寒の水は重宝されてきたのです。
そして寒の入りから9日目の水は「寒九の水」と呼んでカラダに良いと薬として飲まれてもいたのです。

食あたりが一番多いのは、夏ではなくて実は冬です。
一般的に食あたりは梅雨とか夏という印象が強いのですが、夏場の食あたりは細菌性なのに対し、冬はノロウイルスに代表される感染性の高いウイルス性が主役だからです。ノロウイルスは空気が乾燥してくる冬場、空中にひろがりやすいためにこれからの季節がシーズン。
予防の基本は手洗いの励行。外から帰ったら特にていねいに。

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ノロウイルスを死滅させる薬はまだ発見されていません。
アメリカで、ノロウイルスに感染しても32%の人は発症しないという研究発表が話題になりましたが、日本でも集団感染してもノロウイルスによる感染性胃腸炎にならない人もいることがわかっています。

病気の原因を追求して細菌やウイルスを殺すことで病気を治してきた西洋医学に対し、東洋医学は病気のおこる原因はカラダの抵抗力低下や体質的弱点など、カラダに問題があるとしてきました。
そのために細菌やウイルスが体内に入ってきても、自然治癒力を高め 負けないカラダに常にしておくことをめざしてきたのです。

まだ効果的な薬の発見されていないノロウイルス対策には、血行をよくし自然治癒力を高めるお灸、東洋医学こそまさにうってつけなのです。

何かにつけ、食べ過ぎになりやすいこの季節。胃腸への負担が続くと消化器の機能が低下し、細菌やウイルスへの抵抗力が弱くなります。日頃から、「手三里」や「足三里」、「大都・太白」など胃腸の働きを高めるツボへお灸をして、食あたりを予防しておきましょう。

万が一、食あたりになったときは、足の裏にあるとっておきのツボ「裏内庭」へお灸を。はじめは温かさも感じないほど感覚が鈍くなっています。熱さを感じるまでお灸を続けるのが効果的。
監修:せんねん灸お灸ルーム 鍼灸師

[ 小寒のツボ ] 食あたりに

裏内庭(うらないてい)

ツボのとり方

足の第2指を折り曲げて、第2指の腹が足裏についたところです。

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[ 小寒のツボ ] 食あたりに

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