お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

啓蟄 3/6~3/20 啓蟄 3/6~3/20

「啓蟄や日は降りそそぐ矢のごとく」虚子
3月に入って日ざしがめっきり明るくなってきました。この頃に吹く暖かい南風は春一番。
春二番、春三番と続きますが、突然冬型の気圧配置に変って寒くなることも。
油断は禁物ですが、春は日一日近づいてはきています。
「啓蟄」の啓はひらく、蟄は地中の虫のこと。冬ごもりをしていた虫たちが目ざめる時という意味。
ちょうどこの頃寒冷前線の通過する時におこる雷を春雷と呼びますが、又の呼び名は「虫出しの雷」。
雷の音におどろいて虫たちが地上に出てくると考えられてきたのです。
そして目ざめるのは虫だけでなく、植物たちも顔を出しはじめます。
春はもうすぐそばまで。

春の風というと、おだやかでホっとするようなやさしさがあふれたことばですが、春の風には花粉をまき散らしたり、アトピーや湿しんを悪化させるなど困った一面もあります。そして、この春の風には目の症状を訴える人も多いのです。
涙が出る、目が充血する、目がかすむ、ドライアイなど目のトラブルによっておこる目のつかれは、頭痛や肩コリ、首コリ、ストレスなどの原因にもなります。春の風にご注意!

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東洋医学で「肝(かん)は目を養う」といいます。
「肝」には、カラダ全体をめぐる血液を、カラダの各部分(内臓や器官、組織)の必要量に応じて運び分ける働きがあります。 とくに目はこの「肝」の働きが最もよくあらわれる器官なので、 目に何らかの異変があれば「肝」の機能低下がおきていることがわかります。
目は「肝」の働きの好不調を示すバロメーターでもあるのです。

この「肝」が春の臓器ともいわれるのは、冬の間ねむっていたカラダが、春を迎え目ざめて活動をはじめるために、「肝」は冬の老廃物を発散し代謝を高めて、栄養をカラダのすみずみにまで届くようにフルパワーで働くからです。

「肝」には他に「筋肉を動かしコントロールする」「感情をコントロールする」働きもあります。そのため、デスクワークが多く運動不足であったり、春に多い生活環境の変化で精神的ストレスがたまったりすると「肝」の機能がダウンして「目のつかれ」がおこりやすくなるのです。

ストレスを解放して「肝」の働きをととのえる「太衝」のツボへのお灸が「肝」の機能回復を助け、目のつかれを解消します。

[ 啓蟄のツボ ] 目のつかれに

太衝(たいしょう)

ツボのとり方

足のこうで、第1指(親指)と第2指の骨が交わるところにある、くぼみの中です。

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[ 啓蟄のツボ ] 目のつかれに

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