お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

処暑 8/23~9/6 処暑 8/23~9/6

一面に咲くおみなえしの黄色の花の中で、ナナホシテントウムシがいそがしげに花の蜜を吸っています。てんとう虫といえばアブラムシが食べもののはずですが、調べると花の蜜もエサになるそうです。
暦の上では今日から処暑、夏の暑さもおさまる時期とされています。
季節が秋に向かうとともに、秋の草花が競うかのように花をつけはじめています。
秋の七草にもうたわれているおみなえしもそのひとつ。
あざやかな黄色の小さな花がぎっしり集まって咲くところからかつては子供たちのママゴトにごはんとして人気がありました。
おみなえしは漢字では、女郎花と書きますが、この女郎とは若い女性という意味で、おみなえしとはその花の姿が若い女性をおもわせる風情から名づけられたとか。
そして、おみなえしの根を乾燥した生薬は抗菌、鎮静作用にすぐれているとして大切にされてきたのです。

秋の肌あれは夏の置きみやげ。夏の間湿度が高く、汗腺が開いて汗をかくため気づかなかった肌あれが、秋の訪れとともに目立ってきます。
血のめぐりをよくし、夏のダメージ肌に栄養と水分をたっぷり届けて肌の健康をとりもどしましょう。

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東洋医学では秋の肌あれは「燥邪(そうじゃ)」のしわざといいます。「燥邪」とは乾燥によるカラダへのダメージのこと。

皮膚は毛穴を開閉して体温調節をする働き、紫外線や病原菌など体外のストレスから身を守るバリアとしての働き、皮脂を分泌して保湿する働きがあります。生物の進化をさかのぼると呼吸はもともと皮膚で行なわれていました。その皮膚が呼吸のために高度に機能化したものが、鼻、のど、気管、気管支、肺といった呼吸器といわれています。呼吸器が正常に働くために適度な湿り気が必要なように、肌にも湿気は欠かせません。

空気の乾燥はいちばんの敵なのです。肌あれは、美容のトラブルだけではなく、体温調節、バリア、保湿といった機能低下のサインであり、また、呼吸器のトラブルをあらわすサインでもあるのです。

処暑の時期、すでに冷たく乾燥した西風が吹きはじめています。日中、暑さが残るからといって、クーラーや冷たい飲みもの、食べものなど夏の生活をひきずると、カラダの乾燥と冷えがすすみ「燥邪」となって肌あれがいっそう目立つようになります。

この時期に、夏から秋への生活に切り替えることが、肌あれに早く対処する秘訣なのです。
監修:せんねん灸お灸ルーム 鍼灸師

[ 処暑のツボ ] 秋の肌あれに

曲池(きょくち)

ツボのとり方

手のひらを上にしてヒジを曲げ、内側にできた横じわの上で、親指側の先端です。

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[ 処暑のツボ ] 秋の肌あれに

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