お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

立冬 11/7~11/21 立冬 11/7~11/21

台風シーズンにしては少し遅い台風22号が日本列島をかすめるようにかけ抜けたあと
台風一過、東京にも京都にも「木枯らし1号」が吹きました。
大陸で発達した高気圧から吹いてくる冷たく乾いた北よりの風が「木枯らし」。その文字が示すように草木を枯らすかのように吹きぬける風です。

冬を知らせる風が木枯らしなら冬を知らせる雨は時雨です。
冬の季語でもある時雨は冬が近づき大陸からの北風が海を渡る間にたっぷりの水分を含んで日本列島にやって来ます。
そして山にあたり雨や雪を降らせるのですが、その時残った水蒸気が再び北風にのり次の山をこえて降るのが時雨。
だから時雨は周囲を山に囲まれた土地に多いのです。
三方山に囲まれた京都では秋が深くなってくると、鴨川の上流の北山が雲にかくれたと思うとほどなくパラパラと時雨れてきます。
京都の冬の風物詩「北山しぐれ」です。
降っては止み晴れたかと思うと又パラパラ。なんともあわただしい雨が北山しぐれなのです。

寒い時カラダがブルッとふるえるのは、カラダの機能を守るために筋肉が自らふるえることで熱をつくり出しているからです。冷えとはカラダが熱を作れない、熱をカラダのすみずみにまでくばれない状態。そのため本来回収されるはずの水分や老廃物が、手足の末端の皮膚の下にたまったのがむくみなのです。
そしてむくみによって冷えはさらにすすみます。

つづきを読む

東洋医学で「カラダの熱をつくる」のは生殖、成長、老化をコントロールしている「腎(じん)」の働きであると考えられています。年齢を重ねると「髪の毛の色が白くなる」「耳が遠くなる」などの特徴があらわれてきますが、「寒がりになる」もその1つです。

冬は気温が低くなるので、体表の毛細血管の血液量を減らして体温を逃がさないようにします。寒さを感じるのはそのためです。防寒すれば体表温度は上がりますが、必要以上に寒さを感じるようであれば、「腎(じん)」の働きが低下していることが考えられます。

「腎(じん)」の働きには、現代医学的な腎臓の「血液を濾過して老廃物を尿として排出する」機能も含まれます。冷えると尿意をもよおすのは、「腎(じん)」の働きを高めてカラダを温めようとするためであり、生理的に正常な現象なのです。反対に「腎(じん)」の働き、つまり腎臓の機能が低下すると余分な水分が体内にたまり、むくみの原因となります。

冬の冷えとむくみ対策には、「腎(じん)」の働きを高める「太渓(たいけい)」のツボへお灸をしましょう。また、日ごろからの「太渓(たいけい)」へのお灸はバランスよく年を重ねるエージングケアにもつながります。

[ 立冬のツボ ] 冬の冷え・むくみに

太渓(たいけい)

ツボのとり方

内くるぶしとアキレス腱のあいだのくぼみにあります。

ツボ動画を見る

[ 立冬のツボ ] 冬の冷え・むくみに

ツボ二十四節気 一覧

立春のツボ

立春のツボ

便秘に「天枢」(てんすう)

雨水のツボ

雨水のツボ

花粉症に「厲兌」(れいだ)

啓蟄のツボ

啓蟄のツボ

目のつかれに「太衝」(たいしょう)

春分のツボ

春分のツボ

首コリに「崑崙」(こんろん)

清明のツボ

清明のツボ

にきび・吹出物に「曲池」(きょくち)

穀雨のツボ

穀雨のツボ

足のだるさに「然谷」(ねんこく)

立夏のツボ

立夏のツボ

五月病に「関元」(かんげん)

小満のツボ

小満のツボ

歯ぐきのはれに「温溜」(おんる)

芒種のツボ

芒種のツボ

下痢に「足三里」(あしさんり)

夏至のツボ

夏至のツボ

夏風邪に「中脘」(ちゅうかん)

小暑のツボ

小暑のツボ

夏のむくみ、冷えに「大都」(だいと)「太白」(たいはく)

大暑のツボ

大暑のツボ

食欲不振・食あたりに「裏内庭」(うらないてい)

立秋のツボ

立秋のツボ

季節の変り目におこるめまいに「中渚」(ちゅうしょ)

処暑のツボ

処暑のツボ

秋の肌あれに「曲池」(きょくち)

白露のツボ

白露のツボ

せきに「尺沢」(しゃくたく)

秋分のツボ

秋分のツボ

足のつかれ、足がつる時に「承山」(しょうざん)

寒露のツボ

寒露のツボ

ひざの痛みに陰陵泉(いんりょうせん)

霜降のツボ

霜降のツボ

太りやすい時に三陰交(さんいんこう)

立冬のツボ

立冬のツボ

冬の冷え・むくみに「太渓」(たいけい)

小雪のツボ

小雪のツボ

冬風邪に「魚際」(ぎょさい)

大雪のツボ

大雪のツボ

腰の痛みに「然谷」(ねんこく)

冬至のツボ

冬至のツボ

胃もたれ・胸やけに「大陵」(だいりょう)

ページの最初に戻る