お灸を知る・使うツボ二十四節気

ツボ二十四節気

芒種 6/5~6/20芒種 6/5~6/20

芒種の「芒」とは稲や麦などの穂先に伸びる長いトゲのこと。
ちょうどこの季節は麦の収穫があり、田植えの時期でもあるところから「芒種」と呼んできました。
暦の上では「芒種」から数えて5日目が入梅、梅雨です。しかしこれはあくまで暦の上の話で、現実の梅雨入りは
梅雨前線が日本列島の太平洋側に居すわり、雨が多く曇りの日が続くようになると気象庁からの梅雨入り宣言で梅雨となるのです。
この梅雨から夏にかけて数ヶ月つづく高温多湿のアジアモンスーン地帯をおもわせる独特の気候こそ、
稲が豊かに稔る国としての日本独自の文化を育んできたのです。
植物にとって恵みの雨をもたらす梅雨に体調をくずす人は意外に多いのですが、
最近やっと梅雨をはじめとする気候がヒトのカラダに与える研究が本格的に始まっています。

梅雨の季節となりムシ暑い日がつづくとどうしても消化不良や下痢など胃腸のトラブルが多くなります。暑さに負けて胃腸が弱っているケースもありますが、今ではクーラーや冷たい飲みもの食べもののとりすぎが原因ということが多いのです。
クーラーはカラダの外側を冷やし、冷たい飲みものなどはカラダの内側から冷やすため、臓器の中でも冷えに最もダメージをうけやすい上に消化吸収をうけもち、カラダのエネルギーを生み出す胃の機能が低下。下痢を訴える人が増えてくるのです。

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ジメジメ湿度が高い梅雨の季節を迎えると、私たちのカラダもこの自然界の影響をうけて、カラダの中に湿気がたまりやすくなります。
最近こうした気候がカラダに与えるさまざまな影響を「気象病」と呼んでいますが、東洋医学では1000年以上も前から、この季節のこうしたトラブルを「湿邪(しつじゃ)」によるとしています。湿邪とはカラダの中にたまった余分な水分がひきおこすトラブルのこと。この時期、起こりやすい湿邪による症状は「カラダが重だるい」「疲れやすい」「眠くなりやすい」「関節や筋肉の痛みが出やすい」「頭が重くなる」などがあります。梅雨の頃の下痢も、この湿邪によって胃腸の働きが低下し、食べものがうまく消化吸収できなくなった結果なのです。

下痢は体力を消耗し、胃腸機能低下による消化不良によって十分な栄養吸収ができなくなり、さらに体力低下を引き起こします。夏へ向かうこれからの季節、気温と湿度上昇による熱中症予防のためにも、胃腸機能の回復は欠かせません。

下痢、および湿邪による諸症状と胃腸機能回復には、足三里のツボにお灸がおすすめです。

[ 芒種のツボ ] 下痢に

足三里(あしさんり)

ツボのとり方

ひざのお皿の下にある外側のくぼみから指幅4本下のへこみです。

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[ 芒種のツボ ] 下痢に

ツボ二十四節気 一覧

寒露のツボ

寒露のツボ

ひざの痛みに陰陵泉(いんりょうせん)

霜降のツボ

霜降のツボ

太りやすい時に三陰交(さんいんこう)

立冬のツボ

立冬のツボ

冬の冷え・むくみに「太渓」(たいけい)

小雪のツボ

小雪のツボ

冬風邪に「魚際」(ぎょさい)

大雪のツボ

大雪のツボ

腰の痛みに「然谷」(ねんこく)

冬至のツボ

冬至のツボ

胃もたれ・胸やけに「大陵」(だいりょう)

小寒のツボ

小寒のツボ

食あたりに「裏内庭」(うらないてい)

大寒のツボ

大寒のツボ

こむらがえりに「承山」(しょうざん)

立春のツボ

立春のツボ

便秘に「天枢」(てんすう)

雨水のツボ

雨水のツボ

花粉症に「厲兌」(れいだ)

啓蟄のツボ

啓蟄のツボ

目のつかれに「太衝」(たいしょう)

春分のツボ

春分のツボ

首コリに「崑崙」(こんろん)

清明のツボ

清明のツボ

にきび・吹出物に「曲池」(きょくち)

穀雨のツボ

穀雨のツボ

足のだるさに「然谷」(ねんこく)

立夏のツボ

立夏のツボ

五月病に「関元」(かんげん)

小満のツボ

小満のツボ

歯ぐきのはれに「温溜」(おんる)

芒種のツボ

芒種のツボ

下痢に「足三里」(あしさんり)

夏至のツボ

夏至のツボ

夏風邪に「中脘」(ちゅうかん)

小暑のツボ

小暑のツボ

夏のむくみ、冷えに「大都」(だいと)「太白」(たいはく)

大暑のツボ

大暑のツボ

食欲不振・食あたりに「裏内庭」(うらないてい)

立秋のツボ

立秋のツボ

季節の変り目におこるめまいに「中渚」(ちゅうしょ)

処暑のツボ

処暑のツボ

秋の肌あれに「曲池」(きょくち)

白露のツボ

白露のツボ

せきに「尺沢」(しゃくたく)

秋分のツボ

秋分のツボ

足のつかれ、足がつる時に「承山」(しょうざん)

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