Let's お灸

お灸ビューティ

肌あれやくすみ、むくみなどお肌のトラブルは体の内側に原因があるとする東洋医学。このコーナーは、お肌のトラブルや体のコンディションに悩みのある女性のそれぞれのケースについてお灸で健康美肌をめざす体験レポートです。

第6回テーマ 【乾燥肌】パタンナー 松ヶ下さんが福永先生をたずねました。

第6回テーマ 【乾燥肌】パタンナー 松ヶ下さんが福永先生をたずねました。
松ヶ下尚子さん

松ヶ下尚子さん

服飾メーカーでのパタンナーを経て、現在はフリーランスとして活動中。イメージをふくらませながらカタチにしていくのがとても好きです。

せんねん灸 お灸ルーム・鍼灸師 福永裕子

せんねん灸 お灸ルーム・鍼灸師 福永裕子

お灸はカラダ本来の流れを取り戻すための治療法です。そのお灸を女性の美しさの追求に生かす、それが『せんねん灸お灸ビューティ』です。治療後、患者さまの素敵な笑顔を拝見すると私も思わずニンマリ嬉しくなります。

パタンナーという仕事柄、一日中アトリエでの作業がつづくことが多く、夏でも足が冷え、むくみ気味です。
それにまして、最近は肌荒れや乾燥肌がけっこう気になっています。せんねん灸お灸ルームに福永先生をたずねました。
秋の気配とともにお肌の乾燥がとても気になってきました。
秋が近づくと空気が乾燥してくるため、お肌のカサつきが気になるという声をよくききますが、お肌の乾燥は、実は夏の間にすでに始まっているのです。
夏というと湿度はしばしば70%にもなり、私達のカラダは汗腺が開き汗をかくことで水分を発散して体温を調節します。
ところが、今、私たちの生活は、夏もエアコンに守られ室内ではほとんど汗もかくことが少なくなりました。しかし私たちのカラダは夏という季節に対応するため汗腺が開いています。だから汗はかかなくても体内の水分は知らない間にどんどん蒸発して、お肌は乾燥状態になっているのです。そして室内から一歩外に出たりすると、さらに汗をかくため、夏の間はなんとなく肌はうるおっているように感じているのが、秋口になり外気が乾燥してくると急に肌荒れが目立ってくるのです。
そうなんですか。秋になると目立ってくる肌荒れって、実は夏の置きみやげだったんですね。
私たちのカラダは本来「気 血 水」の三つの要素がカラダをスムーズにめぐることで、生命活動を維持しています。四季を通して、気候の変化にあわせ 「気 血 水」のめぐりをコントロールしてバランスが保たれているのが健康なカラダなのです。
東洋医学では乾燥肌というのは「血虚」であるととらえています。「血虚」とはカラダをうるおす「水」とエネルギーとしての栄養である「血」の不足した状態のことなのです。
血虚ですか?
私たちのカラダを守っている「気 血 水」の「水」とはいのちを守るためのうるおいを分担しています。
この「水」に食べものからとった栄養分をプラスしたものが「血」、水と血はとても密接な関係があります。
夏のカラダは体温調節のために大量の汗をかき、カラダからはたくさんの水分が失われます。又、夏はどうしても胃腸の働きが弱くなり充分に栄養が吸収できなくなることで、どうしても「水」と「血」が不足してきます。
そのために肌のうるおいが失われた秋の気配とともに、乾燥肌が目立ってくるのです。
水って大切なのですね。私は乾燥肌なのですが、実はとても冷え症で、夏でも足が冷えっぱなしです。
このことって、乾燥肌と関係ありますか?
冷えやむくみは乾燥肌に大いに関係があります。
うるおいを求めていくら水分や栄養をとっても、カラダに吸収されないと、そのままカラダの中にとどこおることになります。
水は本来冷えると下にたまりやすい性質がありますから、この水と冷えが結びついて下半身とくに足のむくみや冷えにつながるのです。その一方で顔への水分のめぐりはわるくなり、乾燥肌や肌あれをひきおこすのです。
乾燥肌のトラブルが改善できるツボというのは・・・
乾燥肌を引きおこす「血虚」とは
(1) 「水」「血」をつくる量が少ない・・・胃腸虚弱
(2) 「水」「血」を動かす力が弱い・・・胃腸虚弱が進むとからだの熱が弱くなる
(3) 「水」「血」の消耗が多い・・・睡眠不足・ストレス(気の使い過ぎ)
(4) 「水」「血」の滞り・・・ストレス(怒る)
などが原因としてあげられます。
「血虚」とはカラダをうるおす「水」と、カラダを動かすエネルギーである「血」の不足です。
そのためには血液をつくり出す食べものを意識してとることと消化吸収をよくし体内で水や栄養分に変えるために胃腸の働きが欠かせません。
まず胃腸のツボといわれる足の太白・足三里のツボがあげられます。
又、血虚をひきおこすもうひとつの原因である睡眠不足、ストレスのツボも大切です。睡眠不足に効果のある足の太谿、照海のツボ。そしてストレスを解消するツボは手の神門、労宮です。
  • 消化吸収を助ける
  • 睡眠不足
  • ストレス

お灸治療のあともこんなに変わりました!

福永先生からのアドバイス

松ヶ下さんの肌の水分量は治療前は36.3%だったのが治療後は41.5%になりました。
ただ、乾燥肌というのは「血虚」の改善なので、その原因をとりのぞくツボへのお灸をおすすめします。
もともと「血虚」体質があることと、夏の間に進行した乾燥肌のケアのためにも しばらくはお灸を継続して下さい。冬の本格的な乾燥肌の備えにもなりますから。

そして翌日、松ヶ下さんから感想が届きました。
  • 普段から乾燥肌が気になっており、化粧水を多めにつけたりしていたのですが長持ちするわけでもなく悩んでおりました。今回治療を受けて、足にお灸をしただけで顔の水分量がアップ、肌がしっとりし、きめ細かくなったのと同時に顔まわりがスッキリしたことにビックリしました。
    その日はからだがポカポカしてぐっすりねむれました。次の朝も肌のしっとり感は続いています。教えていただいたツボにお灸を続け、この秋は乾燥肌にサヨナラです。

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